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CDが無くなる日(1) [廃レゾ]

椎名林檎さんが「CDはもうだめ」と発言して話題になったけれど。

年末の、本当は年賀状でも書いているはずの時間に、アマゾンでネットワークオーディオプレーヤー

Pioneer ネットワークオーディオプレーヤー N-50

Pioneer ネットワークオーディオプレーヤー N-50

  • 出版社/メーカー: パイオニア
  • メディア: エレクトロニクス


の中古を注文している自分が居ました。

先週、マンションの1Fにあるレコードショップで、DVDとクリスマス季節物のCDを買って、自分が家でやったことと言えば、
1)CDジュークボックスに買ったCDを取り込む。
2)CDジューク経由でウォークマンに転送する。
3)部屋のポータブルスピーカーにウォークマンを繋いで聴く。

そう。CDはもはや再生元ではなく、コピー原本でしかない。
まだ、CDジャケットに未練があるので、Amazonなりレコード屋でCDを買ってはいるけれど。

悲しいかな、今やオンラインサイトで音楽は買うもので、そうすれば曲名もアルバム写真もデジタルで手に入る。プレーヤーの画面には曲名が。

CDには何も無い。CDとジャケットは別物で、それはそれで味わいと言うものだけれど。今は、オーディオプレーヤーのメーカーと音楽業界が共同戦線を張り、CDをパソコンのトレーに乗せると、まるでダウンロード購入したかのようにジャケット情報や曲名情報入りのリストを出してくれる。

でも、それはCDの機能ではない。

シンプルなCDプレーヤーを引っ張り出して、たまに聴いてみると、そのローテクさに愕然とする。

それだけ、人は便利さに冒されてしまった。便利に慣れてしまった。

今朝注文したネットワークオーディオプレーヤーは、家中の音楽配信機能を持つ機器から楽曲を引っ張り出して、鳴らす。

Webサイトの情報では結構音の良さでも評判らしい。
こういう機器が出てくれば、結果はおのずと分かる。

CDなんて面倒なものを使うのを止めて、オンガクを電子情報として手に入れて、溜めておく。
CDの棚を探す手間などない。

画面を操作する手間だけ。

さて、それって、良い未来なんだろうか。

オンガクとジャケットの関係は切り捨てていいのだろうか。

分からない。でも。カセットテープが消えたように、VHSビデオが消えたように、CDもその内消えるのだろう。
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