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日立の「USO」 [不快な内容でご迷惑をおかけします]

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カタログを作った当初は、廃材を使った断熱材が出来ていたのかな。
出来ていたけれどCO2削減には程遠かったので製法改善中に採用を見送ったのか。
そもそも今年2月までグラスウール同等のリサイクル断熱材ができていなかったのか。
天面にしか使っていない、しかも一部ということが、性能問題を匂わせますが、真相は闇の中。

公正取引委員会の別添資料
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.april/090420betten.html
が悲しさを誘います。

ここ(正確には日立アプライアンス(株))のリリースの記述は、はっきり言って購入したユーザー向きではないですね。抜粋ですが、
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/04/0420b.html
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何を言い訳しているんでしょうか。

「実際のものよりも著しく優良な製品で有ると誤認させたのでその内容を撤回せよ」と言われているのに。これを付け足したことで、このリリースの意味はおかしくなりました。

「リサイクル断熱材の利用有無、多少に関わらず、当該製品は優良であると日立は認識しています」と言っているようなもの。
この行は書くべきではなかった。そう思います。


財団法人 資源エネルギーセンター殿に「省エネ大賞」は取り下げをお願いしたとしていますが、実際「取り消し」を頂いていて、
http://www.eccj.or.jp/bigaward/pdf/anounce08_02.pdf
の記述に拠れば、
「昨年末までに購入可能な機器等を対象とした今回の表彰において、同社は、
リサイクル樹脂を活用した断熱材を特徴の一つとする表彰対象機器について、
当該材料を実際に使用した機種の市場への投入台数が極めて少数であり、本省
エネ大賞の事業目的にそぐわないものであった旨並びに表彰に係る申請時及び
審査過程における説明内容に事実と異なるものがあった旨を返上の理由として
います。」

とあります。あれ、先程のリリースに事実と異なる説明云々の話は、、、ありませんね。
ま、重箱の隅を突付くような話なのかもしれません。

が、含まれていたかどうかが問題ではなくて、ごく最近まで出来ていなかったこと、まだ出来ていないことを既にやっているように(結果として)書いたり言ったりしていたという話こそ、自らリリースに記述すべき事項ではないかと思うのです。

買った時期、モデルによって、カタログに書いてあることと合っていたり、違っていたりする。
それがユーザーから見て改善方向なら兎も角、売り文句に外れる方向っていうのは許されない。
見聞きした情報を信じて買った人が怒るのは当たり前。それに対して謝るのが先で、最初に問題ありませんと言い切ってしまうのは買った人の気持ちを分かっていない。

ユーザー視点でモノづくりをする。それがコンシュマー製品企業のCSRではないですか。



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環境貢献の話にしても、数字の一人歩きにならないようにすることが一番大事なんでは。
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