福島第一敷地内のモニタリングデータ [ヌクリア]
16日までと17日以降でチャートの連続性がありません。16日夕方以降は測り方が大きく変わった(変えざるをえなかった?)ものと想像します。
データの取得場所、時間間隔は14日昼前から変わっているように見えます。
実際の事象時系列と放射線ピーク5つとの関連ですが、結構難しいです。
●17日9時48分: 自衛隊ヘリが福島第一原発への散水を開始。3号機4号機。7.5トンの海水を4回投下。
(16日10:45に4つ目のピーク)(16日12:30に5つ目のピーク)
●16日8時30分: 福島1-3より白煙。原因不明。水蒸気かと言われている。格納容器からの水蒸気であると推測される。
(15日深夜に3つ目のピーク)
●15日11時13分: 枝野官房長官、福島第一原発2号機3号機付近で最大400ミリシーベルト/hの計測結果。(1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルトに相当)。
●15日11時0分: 菅総理より国民へのメッセージ発表。福島第一原子力発電所より20キロメートル以内より全員退避。30キロメートル以内は屋内待機。福島第ニ原子力発電所については10キロメートル以内より退避。
●15日9時頃 米国に原子炉の温度を下げるための支援を要請、午前中に米軍横田基地のポンプ車が届く予定
●15日8時31分: 福島第一原子力発電所正門付近で8,217μSv/h計測との報(その後2つ目のピーク)
●15日8時30分頃: 福島1-2 発電所所長判断で一部従業員が退避を始める
●15日6時10分: 2号機で爆発音。4号機建屋5階屋根付近損傷
●15日1時10分: 2号機 安全弁が開き炉内の圧力低下
●14日23時20分: 2号機で再び燃料棒が完全露出(ダウンスケール)
●14日21時37分: 第一原発周辺の放射線量が3,130μSv/hであったと発表(原災特措法15条通報実施)(最初のピーク)
●14日18時22分: 2号機、燃料棒が完全露出(炉心溶融開始と予測)[保安院他]
●14日16時30分頃: 2号機に海水注入開始。しかしポンプ燃料切れで3時間注水されず。
●14日13時38分: 2号機、冷却水の循環ポンプが停止。炉内の圧力が上昇し水位低下がはじまる
●14日11時1分: 3号機で水素爆発が発生。爆発音2回、水素爆発特有の白い煙とは別に灰褐色の煙が高くあがったとの情報。3号機の建物外壁なくなり、骨組のみ。
●14日9時頃に3号機炉心溶融開始と予測。[TBS 5/24TEPCO資料に基づく]
●14日6時50分: 3号機で作業中の作業員に屋内退避指示。作業員は原子炉を冷やすための海水注入作業にあたっていた。
●14日2時20分:正門付近で751.2μSv/hを検出(原災特措法15条通報:7時実施)。4時0分にはMP-2付近で820μSv/hを検出。
●13日13時52分:MP-4で1557.5μSv/hを検出(通報は無し)。
●13日8時33分:MP-4で1204μSv/hを検出(通報は無し)。
●13日2時42分:3号機の冷却機能が全喪失(原災特措法15条通報実施)。[TBS 5/24TEPCO資料に基づく]
●12日15時36分:1号機が爆発。4名負傷。白煙があがる。
●12日15時29分:MP-4で1015.1μSv/hを検出(原災特措法15条通報:17時実施)
●12日14時15分: 1号機周辺で、セシウムが検出されたことから、炉心溶融の可能性発表(保安院)[NHK]
●12日6時42分: 1号機の中央制御室で検出された放射線量が通常時の約1000倍に達した。放射性物質を含む蒸気が建物内に拡散している可能性
●11日23時35分: 福島第1原発、冷却機能停止、復旧急ぐ[日刊工業]
●11日15時25分: 福島第1・第2原発が自動停止[日テレ]
#菅総理がテレビでF1周囲半径20kmの避難を国民に向けテレビで喋っていた時間って、
#2号機建屋内で爆発がありF1敷地内で高線量が出た2時間後なんですね。
#結果論ですが、かなりリスクが高いタイミングで、SPEEDIによらず同心円距離で避難指示
#が出た。止むを得ないですが。
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