麻婆パスタ [いい加減に作ったメシ達]
Project ×風に...
1月。
Danは、数週間前に買った「麻婆丼」レトルトパックが行方不明なことが気になっていた。
探したが、あるはずの場所には無かった。
「きっと忘れた頃に見つかるさ」
そう思った。
2月のある寒い日。
彼は外に出るのも億劫な週末を迎えていた。
午後7時、パスタを茹で始めた。
キッチンのストッカーには、白いレトルトのパックがあった。
粉チーズのトッピングがセロテープで留めてあった。
どう見ても、アラビアータソースのセットに見えた。
彼は、パスタの茹で上がる5分前から、そのパックを暖めはじめた。
何の疑いも持たなかった。
12分でパスタが茹で上がり、皿に載った。
彼はレトルトの封を切り、パスタの上にかけた。
その時だった。
「?」
トマトソースとは違う何かがパスタの上に載った。
「マジかよ....」
しかも何故か、発作的にゴマをかけていた。
食べるしか、無かった。
不思議な食べ物だった。
1月。
Danは、数週間前に買った「麻婆丼」レトルトパックが行方不明なことが気になっていた。
探したが、あるはずの場所には無かった。
「きっと忘れた頃に見つかるさ」
そう思った。
2月のある寒い日。
彼は外に出るのも億劫な週末を迎えていた。
午後7時、パスタを茹で始めた。
キッチンのストッカーには、白いレトルトのパックがあった。
粉チーズのトッピングがセロテープで留めてあった。
どう見ても、アラビアータソースのセットに見えた。
彼は、パスタの茹で上がる5分前から、そのパックを暖めはじめた。
何の疑いも持たなかった。
12分でパスタが茹で上がり、皿に載った。
彼はレトルトの封を切り、パスタの上にかけた。
その時だった。
「?」
トマトソースとは違う何かがパスタの上に載った。
「マジかよ....」
しかも何故か、発作的にゴマをかけていた。
食べるしか、無かった。
不思議な食べ物だった。
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