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ラストマン [つれづれ]

金曜日、久しぶりに「ラストマン」という名で呼ばれる責任者のプレッシャーを再確認させられました。

モノをヒトに使わせる前に、「GO」あるいは「NO GO」という判断をする。責任を負う。

そのための検証をする。

それが自分の職責であり、結果を出して当たり前。

一方で、その判断が回りまわって、仕事の評価が変わってしまう人がいるかもしれない。

「何やってんだ(`´)」と怒鳴られたり、読まなくていいメールを読んだり書いたり、休みを潰す羽目になる人も場合によっては出る。金曜日の夕方から夜にかけては、まさしく自分を信じるかどうか、試される時間でした。

多分、計画的に作成された試験では見つけられない「モンキーテスト」の中で、「見たことの無い画面」にたどり着きました。

まるでファミコンゲームのマイナス1面のような。

5時間、関係者を巻き込んで事実関係の確認。
誰も再現できない。

「見なかったことにしたい」v.s.「正しくないものは正しくない」の狭間。
台風接近の状況下、遠くの職場に出張中の開発担当者を呼び出して事象再現させないでは終われない状況を自ら作っておいて、、、

彼が見つめる前で、もう一度その画面を拝むことが出来ました。
夜9時半を過ぎていました。

3分後、彼は自分で機械を操り、同じ画面にたどり着きました。

答えが判れば簡単でした。
でも、「これは動作テストとしては想定不可能だね」。

24時間経った今頃、今日開発担当者は分析をしているはずです。
問題の原因をもう掴んでいるかもしれない。

最初に現象が出た時点、画面を見た周囲の人間は、問題の大きさを測りかねていたと思います。でも、それを否定することはありませんでした。

夜9時半まで残った4人は、9時半まで残ることになった疲労を滲ませつつも結果が得られたことに前向きのコメントを返してくれました。

自分がラストマンの一人として位置付けられていること、周囲がそれを受け入れてくれていることを再確認できた貴重な5時間でした。
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