ノイズキャンセリング@車 続き [くるまねた]
この間の記事の続きです。写真はかつてヘッドホンだったもの。今や集音マイクのようです。
400km程ドライブして効果、設定などを確認してきました。おかげで7時間MD聴きっ放しでした。
ノイズキャンセリングヘッドホンの仕組み上、マイクがあります。マイクの位置がノイズの除去に大きく影響します。
マイク位置を3箇所変えて試しました。
1)運転席ヘッドレストで横向き(に引っ掛ける)
2)助手席ヘッドレストで前向き(に引っ掛ける)
3)助手席シート上で上向き
結果、3)が一番ノイズ消音効果が高いようです。
1)2)では、カーステの前スピーカーからの再生音自体を拾って打ち消すためか、再生したい音楽自体の音量が下がり気味になります。
3)の場合、シートの座面の凹みの内側に置いたので、スピーカーからの音が比較的遮られたのかな?
とはいえ、高々10数cmのスピーカーで打ち消し音を発生させるだけですから、劇的な遮音ではありません。
でも、再生音量は確かに下げられます。
また、緊急車両の音は聞こえるのですが、相対的に車内再生音のボリュームが勝っているようでやや聞き取りづらくなるかもしれません。
今回は簡易セッティングということで、座席周囲にマイクを置きましたが、エンジンルームと運転席の間になる足元に移動して、もっとエンジン音+路面からの音だけを消すようにして効果を見たいと思います。
はじめまして。
すばらしいですね。
私も同じようなことを考えておりました。
しかし、実行にうつせるアイディアがなく、現在に至ります。
質問なのですが、どのように配線を加工なされたのですか??
また、『エンジン音+路面からの音だけを消すようにして効果』を得る場所は、見つかりましたか?
レポートを楽しみにしております。
by 永井 (2007-04-17 14:31)
たびたびすみません。
まず分解してみようと、現物を購入してみました。
購入したものは、できるだけ新しい物のほうが、より改良されているのではないだろうかと『MDR-NC32NX』です。
基本的なことなのですが、教えてください。
ノイズキャンセリングヘッドホンとは、イヤホン部分の外側(耳に入れるほうの反対側)の穴(マイク?)から騒音を採取して、音楽内にホワイトノイズを混ぜて人に聞かせるというものでよろしいでしょうか?
当方ケンウッドのオーディオを込んでおりまして、ケンウッドのポータブルオーディオ接続ケーブル『CA-C2AX』にソニーの『MDR-NC32NX』を接続して、使いたいと思っています。
とりあえずイヤホン部分を分解してみたのですが、左右3本ずつ銅線がありました。
これをどのように改造すればいいのでしょうか??
推測でもかまいませんので、よろしければご教授いただけますと幸いです。
by 永井 (2007-04-20 18:51)
永井様
暫く忙しくてコメントを頂いているのに気付きませんでした。
結論から申しますと、ヘッドホンに向かう線6本からL出力、R出力、グランドを選び出します。
イヤホンを耳に当てた状態でテスターの抵抗測定モードで触れ、カリカリと音がする組をチェックします。これでイヤホンに向かう線が判ります。
あとはLRとグランドの判定ですが、申し訳ありませんがどうやって決めたのかは既に記憶外です。
こうして割り出したLR,グランドをステレオミニジャックに繋いだのが写真の状態。
実際のクルマでは、運転席足元のカーペット下にイヤホン(マイクが付いている)を置いていました。
実は、このセット、今取り外しています。電源を切るのを忘れて電池が無くなることがとても多いのが理由です。
こんな話で参考になるでしょうか。
あ、それから、原理は、
ttp://www.sony.jp/products/headphone/flash-windows/nc_shikumi.html
です。
by Dan (2007-04-21 11:14)