大人の事情 [壊す覚悟で]
写真は、髭剃りとその部品です。
一番左は、モーターとギア。
真ん中手前は髭剃りの歯と、剃った髭が溜まる部分。シェーバーヘッドを留めているボタンの機構が見えます。
右はキャップ。
真ん中、奥に半分移っているのが髭剃り本体です。
手前の部品は一体何処から出てきたのか。
それは髭剃り本体。
何を言っているのか分からないでしょうね。
実は、髭剃り本体のギアから上の部分をそっくり、別の有名メーカーのものに交換しているのです。
この髭剃り、色々機能がついていて、もう名前は髭剃りではないのですが、
9月1日にネットで売り出された写真を見てびっくりしました。
「これ、髭剃り部分、P社の完コピー?」
予感は的中。
実は手元にコピー元であろう髭剃りの壊れたものがありまして。
HQ26という名前でした。
の右端。
10年以上愛用していた旅の友だったので何とか修理できないかと思っていたところでした。
そこに、この「そっくりサン」登場。
購入早々分解され、新旧合体で生まれ変わったと言うわけです。
そっくりサンがどのくらい似ていたかと言うと、大雑把に言って写真に写っているすべてがコピーでした。
左の青色のギアも、髭剃りの歯を回転させる軸の機構も、回転歯も、そのケースも、まるで一緒。
強いて言えば、加工の精度が低いために振動があり、動作音が僅かにうるさいぐらい。
あと、髭剃りのキモである歯の部分。これをまんまコピーする訳にはいかなかったようで。
手本となった某メーカーは世界シェア一位。製造は某大陸ですので、きっと図面なども出回っているのでしょうね。
長々と書いてきましたが、結局死ぬほど長い時間髭が剃れる充電地と、新しいモーターが付いた昔馴染みの髭剃り完成と相成りました。
これだけきっちり真似られたら、製造元のメーカーはたまったものではないのでしょう。
特許も意匠も在ったものではない、、、、もしかして特許が切れたのかな。2008年に上のひげ剃り集合写真を撮りました。
いま、
左から、HQ904、HQ840、PH217、HQ46、M66(製造元不明:改造型)。
上で横向きになっている茄子型がRQ208(部品取り)。
部品取り以外が現役。
HQ840とHQ46はもう検索しても出てこないぐらい歴史上のモデルです。
2台ともNiCD充電式で、普通に市場にあったものはすべて寿命が来ている。
得意の復活の呪文で無理やり働かせています。
HQ904は乾電池式で水洗いできるモデル。洗面所専用。意外と出番無し。
HQ217は充電式(ニッケル水素電池)モデルで合皮のケースのおかげでトラベル用。
(旅行用ポーチに収まっています)
M66(改造型)は通勤用のカバンに収まっています。ひげ剃り+非常用バッテリーとして活躍予定。
RQ208は悲しいことに部品(替え刃、モーターやケースの修理用)です。
何故こんなに髭剃りを収集するはめになったのか。謎です。
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