ずれた告知

Copyright (c)2009 Impress Watch Corporation.
時折見ているインプレスのAV Watchで、Wooo UT770シリーズのソフトウエアアップデート記事があったのでクリックしたら、何やら別の告知が。

何故AVジャンルのところに出ているのか違和感を覚えましたが、見てみました。
日立のリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/06/0603a.pdf
を読んだ感想は、相変わらずズレテイルなということです。

「排除命令」の類似事例調査を以下のように行ったとの事です。
上記から一部引用；

調査対象 : 日立および日立グループ会社の製品
調査範囲 : カタログ、ウェブサイト、新聞広告、ポスターに掲載されている製品環境情報
調査結果 : 現時点で日立APが「排除命令」を受けたものと同様の事例は確認されていません。

引用ここまで。

何故「製品環境情報」に限ったのでしょうね。
余程環境以外には「ウソ」はないと確信があるのか。
公正取引委員会は「環境情報」についてウソをつくと排除すると思われているのか。

それとも、環境以外で調べると、、、、いや。これ以上は止めましょう。

---

前に記事を書いたときに「買った時期、モデルによって、カタログに書いてあることと合っていたり、違っていたりする。それがユーザーから見て改善方向なら兎も角、売り文句に外れる方向っていうのは許されない。見聞きした情報を信じて買った人が怒るのは当たり前。それに対して謝るのが先」と書きました。

残念ながら改めてその感を強くしています。

排除命令を受けたから申し訳ありませんでは無いでしょう。
省エネ大賞を剥奪されたから申し訳ありませんでは無いでしょう。

今回のリリースにおいても、根本的なズレは気付かれず、社内調査委員会が「同じ事例」を探し回ってそれを正して回るんでしょう。
再発防止策も、コンプライアンスの強化も、要は「環境については」厳しく見ます。もう二度とこんな形で「省エネ大賞」は逃しませんという体制をとりましたとの穿った見方も出来そうです。

あ、これはココロの歪んだワタシの勝手な「読み」です。あしからず。

兎も角、これらが起こった大元の「売り文句と実態の乖離」はどのように正されるのか。
それをWoooを買った消費者としては訊きたいですね。

---

Wooo UT800シリーズ(それ以前のモデルも含む)（６月３日現在ね）で９時間５９分を超えては連続録画が出来ず、自動停止してしまう
（http://kadenfan.hitachi.co.jp/manual/pdf/ut800_2_b.pdf　の89ページ参照)
のに、「好きなチャンネルを一週間まるまる録画可能とか言っている
（http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/04/0409.pdf　の添付資料参照）
（６月３日現在ね）時点で「個人的には」相応な見直しが必要と思っているので。

XCodeHDの圧縮率が一気に上がったことを訴求するのは良いけれど、
実際には出来ない＝録画ボタンや番組表で10時間以上連続録画すること
を出来るように言ってはダメでしょう。注釈ぐらいは付けないと。

＃本件、恣意的な断片抜粋ではありません。9時間59分制限についてはマニュアルをWebサイトで確認しない限り買うまで判らないのが今日現在の現状です。